Appleに似た考え方>ローム、「ARM Cortex-M0」のライセンスを取得
ロームは5月13日、英ARMから国内では初めて超低消費電力プロセッサ「ARMCortex-M0」のライセンスを取得したと発表した。デジタル家電、自動車、エネルギー、メディカル・ヘルスケアなどへの適用を予定しており、ローム独自のアナログ技術とARMの低消費電力技術を組み合わせ、インテリジェントデバイスを実現していく。
やはりWindows7効果だった>エルピーダ、2010年3月期の当期利益は30億8500万円に
エルピーダメモリは5月12日、2010年3月期の売上高が前年比41.1%増の4669億5300万円になったと発表した。当期利益は30億8500万円となり、前年の1788億7000万円の損失から黒字転換した。「当期利益で黒字を計上したのは3期ぶり」(執行役員CFO 白井康雄氏)。コンピューティングDRAMは、世界経済の回復とWindows7効果により売上高は前年比約85%増となった。一方、プレミアDRAMは回復傾向にあるものの、売上高は約15%減となった。2011年3月期の設備投資額は1150億円を見込んでおり、このうち60%を広島工場の50/40nm化やR&D関連に、30%を台湾Rexchip Electronicsの40nm化にあてる計画。2011年3月期のビジネス環境について、「底堅い需要が続いて大崩れはしない」(白井氏)の見方を示すとともに、先端プロセスへのシフトを進めて供給量の拡大とコスト低減を図る。供給量は、Rexchipやファンドリー分を合わせて2010年3月から約30%増加させる方針を掲げている。
Novellus、3xnm以降向けにW-CVDでWNライナ/バリア膜を成膜
米Novellus Systemsは5月6日、3xnm以降のメモリ向けにCVDを用いてWNライナ/バリア膜を成膜したと発表した。従来のPVDによるTiライナおよびMOCVDによるTiNバリア膜の代替となるもの。自社の「Multi Station Sequential Deposition」アーキテクチャを採用したW-CVD装置「ALTUS」を用いた。従来と比較し、Wビアの抵抗値を最大30%低減する。詳細は http://www.novellustechnews.com
パナソニック、売上高10兆円を再び目指す新中期計画を発表
パナソニックは5月7日、2010~2012年の新中期計画を発表した。2006~2009年の「GP3」計画では、売上高10兆円、ROE10%、生産CO2排出量を2006年比30万t以上削減を掲げたが、世界同時不況や低価格シフト、新興国の中間層市場の拡大なども重なり売上高とROEは大幅未達に終わった。今回発表の新中期計画「Green Transformation2012(GT12)」ではこれまでの課題を踏まえ、“既存事業の偏重からエナジーなどの新領域”へ、“国内中心からグローバルに”、“単品志向からソリューション・システム志向”へと全事業をシフトさせ、売上高10兆円、営業利益率5%以上、ROE10%、フリーキャッシュフローを3年累計で8000億円以上、CO2削減貢献量を2005年度基準で5000万tの削減を目指す。グループの重点領域は新たにエナジーシステム、ネットワークAV、冷熱コンディショニング、ヘルスケア、LED、セキュリティの6つに設定し、2009年比で1兆2000億円の売上増を見込む。重点分野への設備投資額は3年で5200億円を計画。エナジーシステム事業では、三洋電機とのシナジー効果により、年平均成長率約16%で2012年度に売上高8500億円を見込む。太陽電池では、シェア国内1位(2012年度)、世界3位(2015年度)が目標。7月1日にはパナソニックブランドの「HIT太陽電池」の発売を計画している他、グループの販売体制を強化。さらに次世代太陽電池の開発を加速させ、尼崎のPDP工場の活用も検討する。Liイオン電池では2012年度に売上高5000億円を計画。三洋との事業戦略を一元化し、共同開発により新型セルや生産ラインを導入する。ネットワークAV事業では、2012年度に売上高2兆1500億円を見込む。薄型TVでは3DとLEDバックライトに注力し、構成比率を上げていく。コスト面ではOEM/ODMの積極的な活用など、セット・モジュールのアジアシフトを推進。新興国向けには「グローバルコンシューマリサーチセンター」を開設し、各地域に根ざした商品開発を進める。一方、重複事業やディスシナジーとなる事業に関しては撤退も検討しており、規模はパナソニックだけでも約3000億円に達するという
北米が68%> TSMC、2010年度Q1の当期利益は前年同期比22.7倍に
Taiwan Semiconductor Manufacturing(TSMC)は4月27日、2010年度第1四半期(2010.1~3)の売上高が前年同期比133.4%増の921億8700万台湾ドル(約2618億円)になったと発表した。当期利益は同22.7倍の338億2500万台湾ドル(約961億円)となった。プロセス別比率は、40/45nmが14%、65nmが27%、90nmが17%、0.11/0.13μmが13%、0.15/0.18μmが18%など。地域別売上比率は、北米が68%、アジア(中国を含む)が17%、欧州が11%、日本が4%となっている。
CIGSは非常に高い変換効率を持った太陽電池。TSMC/AUO、CIGS用スパッタ装置を選定開始
DigiTimesによると、Taiwan Semiconductor Manufacturing (TSMC)と台湾AU
Optronics(AUO)は、CIGS太陽電池の開発に必要なスパッタリング装置の選定を行っ
ているという。50×50mmおよび600×1200mmの大型基板に対応したものを想定してい
る。2社は、4月6日に設立されたTaiwan CIGS Industry Allianceに参画している。
Infineonとスマートグリッド。低コストなEV向けチップソリューションを発表
独Infineon Technologiesは4月19日、低コストな電気自動車(EV)向けチップソリュー
ションを供給すると発表した。同社の半導体製品は、電力の生成・伝達、電動自動車
の充電、スマートグリッドへの電力のフィードバックで大きな役割を果たしていると
いう。また、研究開発用に2種類の電気カート(Eカート)を完成しており、電気駆動
系におけるチップベースの技術の実用可能な応用例を示している。詳細は
http://www.infineon.com
ここだけは不況と関係なしか>
Apple、2010年度Q2の当期利益は前年同期比89.5%増に
米Appleは4月20日、2010年度第2四半期(2010.1~3)の売上高が前年同期比48.7%増の135億ドルになったと発表した。当期利益は同89.5%増の30億7000万ドルとなった。販売台数は「Macintosh」が同33%増の294万台、「iPod」が同1%減の1089万台、「iPhone」が同131%増の875万台となった。第3四半期の売上高は約130億~134億ドルを見込んでいる。詳細は http://www.apple.com
TSMC、14nm以降のプロセス開発で業界を牽引
DigiTimesによると、Taiwan Semiconductor Manufacturing(TSMC)会長兼CEOのMorris Chang氏は、14nm以降のプロセス開発を行うことで半導体産業を牽引すると述べた。近年、微細化のスピードが鈍化しつつあり、「ムーアの法則」を守ることが難しくなっている。TSMCではより一層研究開発に注力し、業界を牽引していく。Electronic Journal Daily News 2010年4月19日号
一台59億円という装置。これが最先端半導体装置、かつ日本が負けた技術。なぜそうなったかが重要。>TSMC、ASMLより露光装置を購入/DigiTimesによると、Taiwan Semiconductor Manufacturing(TSMC)は蘭ASMLより露光装置を20億6000万台湾ドル(約59億円)で購入したという。TSMCでは、製造装置購入や工場建設費用など、4月までに約72億8000万台湾ドル(約207億円)を投じている